宮城県漁業就業者確保育成センター

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宮城県の水産業の特徴 | 宮城県における主な漁船漁業(沿岸漁業) | 宮城県における主な養殖生産物


宮城県の水産業の特徴

 宮城県は,全国屈指の水産県です。本県の沿岸地域は,県の中央部に突出した牡鹿半島を境に,北は複雑な屈曲を有するリアス式海岸,南は平たんな砂浜海岸が仙台湾を形成するなど地形的な変化に富んでおり,ノリ,カキ,ワカメ,ホタテガイ,ギンザケなどの養殖業やサケ,タラ,カレイなどを対象とした刺網漁業,小型底びき網漁業などの漁船漁業が盛んです。
 一方で,本県沖合は親潮と黒潮がぶつかる生産性の高い海域であり,金華山・三陸沖漁場は世界3大漁場としても有名です。
 また,本県には142の漁港と9か所の水産物産地卸売市場があり,気仙沼,志津川,石巻,女川,塩釜は,沿岸・沖合・遠洋漁業などの漁船漁業の基地であるとともに,魚市場などの流通機能や水産加工業が集積する水産都市となっています。